引越し前に必ず読みたい東京街図鑑

東京の街を定量・定性で分析。 一人ひとりのライフスタイルに合った「東京」を見つけるための街ガイド

WeWorkが日本進出で話題なので、既にオープンしてるソウル店に行ってみた

ニューヨーク発で今、不動産業界&IT業界で話題沸騰中のコワーキングスペース運営企業「WeWork」。日本ではソフトバンクと合弁を組んで進出することが決まっています。

jp.techcrunch.com

7/21に行われた東京でのレセプションパーティが大いに盛り上がっている様子はこちらの記事で詳しく書かれていますが、「日本でも話題になるだろう」と予測していて、実は今月初め、ソウルにある実際のオフィスに見学に行ってきていました。今回は、東京の街や働き方にも大きなインパクトを与えそうなWeWork。お隣の韓国ではどんな運営がなされているのか、今回はご紹介します。

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ソウルで配られていた公式のパンフレット。会員のみなさん、良い笑顔です。

 

■目次

 1.日本進出決定!お隣・ソウルのWeWorkを徹底解剖する

ソウルでは現在すでに3つの店舗がオープンしているのですが、今回は、江南(カンナム)駅そばにあるWeWorkGamgnamへ行ってきました。アクセスは江南駅から歩いて5分ほど。そう、江南といえば、みなさんご存じで「江南スタイル」ですね。時代遅れも甚だしいのですが、とりあえずヒット曲の聖地ということで、あのポーズ、やっておきました。ザ・観光客的な写真で、地元民に見られるのが恥ずかしかった・・・

 

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ということで、気をとりなおして、そんな駅から5分ほど歩き、実際のオフィスへ向かいます。

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8Fから18FまでがWeWorkで、結構なフロアを占めていてびっくりしました。構成としては、18Fが受付とフリースペースになっていて、その他が実際の執務スペースというイメージです。

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そして、会員外でも入れる18Fのフリースペースはこんな感じ。なかなかのオシャレ具合でした。平日の朝9時すぎに訪問しましたが、すでに多くの人が仕事やら打合せをしていました。年齢構成的にはやはり20代~30代がメインで、肌感覚ながら外国人は1~2割でそんなに多くない印象。

今回はアポなし訪問だったので、受付のお姉さんになんて言おうかと若干緊張気味ながら、「日本から来たんやけど、もうちょっとで日本に進出って聞いてて気になってるから見学させてもらってええやろか」とお願い。西海岸に2年くらい留学してたで風のノリのお姉さんが流暢な英語で「全然かまへんで。なんやったら朝ごはん食べていってや」と言ってくれて感動!これで、一気にWeWorkのファンになってしまいました。(なんという単細胞)

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朝ごはんはこんな感じで会員なら無料で配られている。あとはコーヒーとかフルーツジュースとかも無料。

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ロゴマークとかコップまでが逐一オシャレ。ミーハーの僕としては、ついつい写真撮りたくなっちゃうんだけど、このあたりがWeWorkのブランディング戦略の真骨頂なんだろう。

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会員になったら配られるマグカップにあるのは「Do What You Love」というフレーズ。こういうフレーズとか、あと同じく発信してる「TGIM」=Thank God It's Mondayというキャッチコピーも印象的。WeWorkがミレニアル世代をメインターゲットとしていて、「20代~30代、お金よりも仕事で自己実現をしたい」層を狙っているのだなということを実感しました。

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電話ブースまでおしゃれ。上の部分が「ON AIR」になってるのが面白かった。

 2.日本でWeWorkは流行るのか?街と働き方へのインパクトを考える

さて、ここまで実際にソウルのWeWorkに行ってみて感じたことを、写真と共にまとめてきました。日本では7/21のレセプションパーティがあり、東京でスタートするという事実は決まっているものの、具体にいつオープンするか、という話まではまだ現時点では公になっていません。ここからは、実際に日本で流行るのか?人気が出るのか?について考えてみることにしましょう。

■WeWorkの最大の強み

物件そのもののスペック・空間そのものは差別化要素にならない。あくまで最大の売りは「コミュニティ」「ネットワーキング」。この要素が他を圧倒すれば、流行る可能性は大いにある。

今まで、写真ではWeWorkの空間としてのオシャレさを全面的にご紹介してきましたが、結局そういう価値は模倣可能であり、すでに日本でも先行して東急のNewWork(なんとも名前が似ていますが・・・)やコクヨのMovなどで同じコワーキングスペースが競合として存在しています。

www.newwork109.com

www.shibuyamov.com

WeWorkの相対的な価値は空間的なオシャレさにはなく、「WeWorkでふとして出会った人とつながって、新しいプロジェクトが始まった」といった具合のネットワーキングを促す機能にあると感じます。その観点で他の同じようなスペースを圧倒できれば、一気に人気が出る可能性があると考えます。 

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私が以前懸念していた営業時間の短さ問題でしたが、こちらは問題なさそうです。公式サイトに見に行くと「あくまでスタッフがいる時間帯」が平日9時~18時ということで、HOTDESK以上のプランで申し込みをしておけば、毎日24時間建物の中には入れるとのこと。良いかどうかは別として、やはりベンチャー・スタートアップ界隈は「夜も土日も働きまくってなんぼ」的な価値観が強いのですが、思いっきり働きたい人にもぴったりでしょう。

さて、様々な面から、WeWorkについてご紹介してきました。オープンに関して具体的な日程がリリースされるのが楽しみです。もしかしたら、1年後、2年後には「スタバでMacをカタカタする」というのは時代遅れになっていて、「WeWorkでMacをカタカタする」というのが時代の最先端になっているかもしれません。

「稼ぐための仕事」と「生きがいとしての仕事」がミックスされてくるWe Work的な時代の到来はまもなくです。関連本として読んでおきたい一冊はこちら。タイトルはドンピシャの「We Work Here」

We Work HERE 東京の新しい働き方100

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