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引越し前に必ず読みたい東京街図鑑

東京の街を定量・定性で分析。 一人ひとりのライフスタイルに合った「東京」を見つけるための街ガイド

【二子玉川】 清く、正しく、美しく。港区住民すら一目置く ザ・東急的お上品キラキラタウン

 

 街の基礎データ

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ターミナル駅へのアクセス

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ザ・東急的お上品タウンは、再開発の2期完成で次のステージへ

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街の西側に流れる多摩川沿いの自然豊かな環境。そして、セレブが住んでる住宅地というブランドを持つ二子玉川。なんとなくお上品なイメージのある東急田園都市線(通称:でんと)の街で、東側の核となるのがこの街です。1969年にできた玉川高島屋(通称:タマタカ)が街の中心に君臨していましたが、買い物するとすればそこぐらい。商店街もちょろっとあるくらいなので、日常使いの買い物ができるようなお店は少なく、決して便利な街とはいえない状態でした。

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↑今は「二子玉川の顔」の座をライズに譲った感もあるタマタカだが、今も中高年を中心に圧倒的なブランドを誇る

そんな中、2011年には東急グループが鼻息荒く進めていた再開発である「二子玉川ライズ」が完成。2015年には再開発の第2期も完了。品川の端っこで不便不便と言われていた楽天がオフィスを移し、今までなかった大型ホテルもで完成。テナントにも代官山に蔦屋書店をオープンさせたCCCの新業態「蔦屋家電」がオープン。マダムなお母さまが、子どもに絵本を読み聞かせてるその隣で、渋谷で働くIT系男子がスタバでコーヒーを飲みつつ、Mac Book Airをカタカタしてます。ああ、お上品!「代官山のキラキラした感じ」+「清く正しい美しいファミリー感」それが、二子玉川という街です。

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↑ツタヤが総力を結集して創り上げたオシャレ空間。代官山蔦屋書店と比較するとイスが断然多いので、代官山のようにイスとりゲームで苦労するリスクは小さいです

映画が1人6000円、それがニコタマ価格です

二子玉川ライズ第2期の完成で生まれたのが、シネコン今まで田園都市線で映画を見に行くと言えば、渋谷か、あざみ野から地下鉄に乗り換えてセンター南に行くかしか選択肢がなかったので、この再開発は素直に大正解!だと思います。ただ、そこはニコタマ、普通の映画館とは違うんです。電動リクライニング&フットレストのついた革張りシート&専用ハンガー&専用テーブル付の「グランドエグゼクティブ」という席があって、お値段はおひとり様6000円なり。これがニコタマ価格なのです。さすがは4年前まで牛丼屋が存在しなかった街!(今は駅前にすき家ができてます)

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↑これがウワサの「グランドエグゼクティブ」。なんと豪華!一回ぐらいは体験してみたいけど、映画3回分の値段だから、それならあと2本普通に見た方が良いような気もする。。

 

 二子玉川で暮らすのに向いている人

①都心へのアクセスも重要視してるけど、郊外すぎず、ほど良いバランスの街が好きな人

②刺激よりも落ちつき重視派

③自分のライフスタイルを実現するにはある程度の出費も厭わない人

清く正しく美しい街・二子玉川、栄え具合と自然のバランスは確かに絶妙。紀伊国屋文教堂という大型書店も2つ揃い、ユニクロやロフトもあるので、買い物では敢えて渋谷に出る必要もないくらい便利になりました。六本木・麻布十番的な「ギラギラ」な街から卒業して、「キラキラ」暮らしたい人にはぴったりでしょう。居酒屋の数はそこまで多くありませんが、玉川高島屋裏にある柳小路は、京都っぽい雰囲気を醸し出す石畳の街並みが続き、しゃれたお店が揃っています。

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二子玉川で暮らすことのデメリット3つ

①家賃も物価も、結構値が張る

②朝の田園都市線の混み具合はやばい

③どこかで肩肘張ってないといけない空気感が漂う

 

ニコタマ」というブランドイメージに引っ張られて周辺エリアと比べると、家賃は高めで、1Kの平均家賃は7.87万円。家賃も物価も結構値を張るので、ある程度の出費は覚悟しておいたほうがベターです。

 

加えて、デメリットとして挙げられるのは、朝の田園都市線の混みっぷり。渋谷に着く直前の池尻大橋⇒渋谷の混雑率は185%で常に首都圏の中でも5番の指に入るほど。東急も朝の8時台は急行の運転を取りやめ、渋谷まで全て各駅停車にして乗客の分散乗車を狙っていますが、抜本的な解決には至っていません。二子玉川から上り電車で通勤するなら、家を決める前に一度朝のラッシュを体験して、自分が耐えられるかどうかをチェックしておくのが吉。(DENTO通勤はもはやスポーツと言っても過言ではない!)

 

3つ目は、キラキラタウン特有の「肩ひじ張ってないといけない感」。二子玉川ライズ第2期のシネコン開業に伴って広範囲の来街者が増え、多様な人が行きかう街になったとはいえ、駅前をスウェットで歩ける空気感はありません!港区のガチお上品住宅街と比較すると、ややナチュラルな抜け感もあるものの、それでも中央線沿線とは空気が違います。この空気を好きと思うか、合わないと思うかはあなた次第です。